標準的なレーシック
標準的なレーシック手術については、本サイトでもすでに何度も言及していますが、ここでそのバリエーションとの対比を行うためにも、概要をここでもう一度まとめておきましょう。
標準的なレーシック手術は、角膜をマイクロケラトームと呼ばれるカンナのような器具を使って切開して、フラップを作成します。
フラップとはその名の如くフタ状のもので、めくった角膜の一部だけ切開せずに確保しておくため、角膜の表層部を温存して手術後に再度定着させることができるのです(もちろん角膜を紛失することも防ぐことができます)。
このために、手術後の患部の快復力が大きく向上しました。
このフラップをめくって角膜の実質部分を露出させ、そこにエキシマレーザーと呼ばれる医療用のレーザー光線を当てて角膜を削って屈折率を矯正します。
このエキシマレーザーという光線は、人体へは無害です。
この標準的なレーシック手術(およびそのバリエーション手術)を行うには、手術前に入念な検査をしなければなりません。
既往症や角膜の状態などによっては、レーシック手術に不適応と判断される方がしばしばいらっしゃるからです。
例えば、角膜があまりに薄い方は、この治療は角膜をレーザー光線で削ると言う工程ですので、手術するには適していないと判断されます。
手術後に残された角膜が薄いと、眼圧に耐えられずに黒目部分が前方に突出してくるからです。
ただし、後述するエピレーシックというバリエーションは、標準的なレーシックと比べて、限度はありますが角膜の薄い方にもある程度対応できるようになっています。
レーシック手術は、屈折異常であった状態(近視・乱視・遠視)の眼を正常な状態(正視)に戻す、または極力そこに近づけることを目指す方法です。
97%とも99%とも言われるほどの、多くの人たちが、手術後は1.0以上の視力を再び手に入れることができているという報告が数多くあります。
それでは以下に、レーシック手術の各種バリエーションをご紹介します。
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