手術の条件
レーシック手術は残念ながら誰でも受けることができると言うわけではなく、手術希望者には入念な術前検査を行って、レーシック手術に適応できるかどうかを判定しなければなりません。
例えば、眼に疾患を持っている場合は手術に適応しません。
これは当然と言えば当然のことで、いかに簡単に出来るとは言え、手術である限り、万全の体調でなければ受けることをお勧めできないわけです。
また、円錐角膜などのように角膜を切開してフラップを作るという工程を行いにくい人や、角膜が薄くレーザーで削ることのできる余地の少ない人なども手術不適応となります。
そのため、レーシック手術を受けることを希望する人に対しては、上記の疾患や角膜の状態の検査以外にも、さまざまな観点からの術前検査を行って、手術に対する適応性があるかどうかをチェックしなければなりません。
そして、実際に手術することが可能であるとなった場合には、角膜をどれくらい削るか、すなわち手術後の目標視力をどれくらいに設定するかと言うところを執刀医と相談して、詳しい説明を聞きながら決定していきます。
手術自体はものの20分ぐらいで終わってしまいますが、事前検査にはずっと長い時間をかけます。
事前検査が最も大切なプロセスであるからです。
ところで、先ほどご説明しました「疾患」についてですが、眼の疾患はもちろん、眼とは直接関係なさそうな疾患、例えば重度の糖尿病、重度のアトピー性皮膚炎のような全身性の疾患や免疫不全なども該当します。
また、18歳未満の場合はこれからも近視が進行する怖れがあるので手術を行いません。
それとともにここ最近で近視・乱視が進行した方は、現在も進行中である可能性があるので手術を行うには適していません。
少なくとも1年間は視力の変化がなく安定していることが必要です。
妊娠中・授乳中またはピル服用中などのホルモンバランスが崩れている可能性のある方や、向精神系の薬品を服用している方なども手術を行うことができません。
加えて、暗所瞳孔径の大きい方や高次収差の大きい方などの場合は、手術の方法にオプションをつける必要が出てきます。
レーシックとメガネは、レーシックについて解説しています。
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